「最近サイトにPJというサイトの宣伝が入る」
「なに? 趣味はポロ?」
「じゃなくて、女性服らしい」
「関係ないね」
「いやいや。そこで思ったのだ」
「えっ?」
「PJって実は女の服を売り買いする趣味があったのではないか」
「はあ?」
「しかも自分で着ちゃう」
「まさか。女装?」
「PJの彼女は実は実在していない。PJが女装した姿でしかないのだ」
「まさか」
「そうだ。PJは死んでいない。PIXYに撃たれたことを契機に死んだことにして女性として生まれ変わったんだ。男としての自分は死んだ。死んだ男の自分のためにアヴァロンダムに墓まで作って花束を捧げちゃう」
「ひぇ~。それはショックすぎる」
「だから、そのショックでPIXYも傭兵稼業に落ちて『よう相棒、生きてるか』と言うしかない」
「ひ~」
「そうやって生きてる経験者も消えていくから、ベルカ戦争には謎が多いってことになるわけだ」